2024年3月24日「出張封印 工具まとめ」に『ラチェットハンドル(Ko-ken)』を追加・更新しました

出張封印のドライバーはどれが使いやすい?ラチェットドライバーのすすめ

ラチェットドライバーとビットセット

出張封印では、ナンバープレートの取付けから任されることも多く、ドライバーが必要です。
標準でもらえるビスに合うのは3番のプラスドライバー。
私の場合、ラチェットドライバーを好んで使用しています。

普通のドライバーは持ち替えが必要

普通のドライバーで取付けを行う場合、ビスを回す際に持ち替えが必要です。
手のひらに押し当てながら片手でうまく回すこともできますが、やや難しく、両手で回す方も見受けられます。

しかしできればナンバープレートを片手で固定しながらドライバーを回したいので、片手で楽に回す方法を考えたいところ。
特に封印のある箇所は土台を一緒に取り付けるため、両手でドライバーを回すと土台がくるくる回ってしまい、ナンバープレートを傷つけることになりかねません。

そこで私はラチェットドライバーに注目しました。

ラチェットドライバーなら片手で楽に回せる

私が購入したのは『アネックス(ANEX)ラチェットドライバー クイックボール72』という商品です。

ラチェットドライバーはラチェット機構により、持ち替えなしで回し続けることが可能。
これだけでも便利なのですが、私が特に重宝しているのは「早回しハンドル」。
ネジが軽い内は、指先で「早回しハンドル」をつまんでクルクル回すことができます。

手のひらで後部を押さえつけながら、「早回しハンドル」でビスを回すと、片手で楽に取付けができるのです。
ネジが固くなってきたらラチェット機能を使って本締め。
最後まで持ち替えの必要はありません。

これなら空いた手でナンバープレートを押さえたり、封印の土台が空回りしないよう固定することが可能。
車やナンバーを傷付けるリスクはぐっと低くなりますね。

ちなみに整備士の方でも、ナンバーをラチェットドライバーで取り付ける方が時々おられます。
プロでも使うんだと、何となく嬉しくなりました。

ビットセットを組み合わせればさらに便利に

私が買ったアネックスのラチェットドライバーには元々ビットが1本付属しています。
しかしこればプラス2番、マイナス6番の両頭ビット。
ナンバー取付けはプラス3番がいいので、ビットを追加で購入することにしました。

そして購入したのがこちら。

プラス3番以外にも、いろいろなビットが入っています。

私はラチェットドライバーにエクステンションホルダーを取り付け、そこにプラス3番のビットを取り付けることにしました。

こうすることで、他のビットを使いたいときも簡単に交換できるのです。

たとえば封印を破りたいときはマイナスビットに代えてもいいですし、防犯用ロックボルトの場合は専用アタッチメントを使うため、他のビットが活躍します。
(ロックボルトの対応については別記事でお話します)

ちょっと見てくれは悪い気もしますが、使い勝手は最高な一本に仕上がったと思っています。

普通のプラスドライバーも工具箱に常駐

ちなみに工具箱には、普通のプラスドライバーも入れてあります。

出張封印先ではお店の方が取付けを行なってくださることもあり、ドライバーを貸すことも。
そんな時は普通のドライバーをお貸しします。
ラチェットドライバーには慣れていない方も多いので。
(ラチェットドライバーも、ラチェット機構をオフにすれば普通のドライバーのように使えますが)

ドライバー一つとっても、人によって使うものはさまざま。
ほかにも使いやすいものがあれば試してみたいと思います。

▼こちらの記事もご覧ください

Snap-on ラチェットドライバー出張封印で使いやすいラチェットドライバー パート2
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