2024年4月29日「出張封印 工具まとめ」に『クリップリムーバー』ほか2点を追加・更新しました

ナンバープレート用ボルトのサイズについて。ナットやワッシャーも常備すると安心

ナンバープレートのビス

行政書士の出張封印では、さまざまな車にナンバープレートを取り付ける機会があります。
そこで問題になるのが、取り付けボルト(ビス)の長さ。

複数サイズを用意しておくと、イレギュラー時の対応が可能です。
また、ナットやワッシャーもあると役立つことがあります。

私は画像のとおり、部品ケースに入れて封印バッグに入れています。
少し詳しくご紹介しましょう。

ナンバープレート用ボルトの長さ

ナンバープレート用ボルトの標準サイズは15mm。
国産乗用車の多くは前後ともに15mmのビスで取り付けが可能です。
陸運局でも、何も言わなければ15mmを4本渡されることでしょう。

しかし、車種によっては異なるサイズのビスが必要。
特に外車(輸入車)は、短めのビスを使うものも多いです。

また、特殊なステーが取り付けられている場合など、長めのビスが必要なことも。

各陸運局では、何種類かの長さのビスが用意されているはずです。
たとえば静岡陸運局では、8mm、10mm、(15mm)、20mm、30mmのビスがラインアップ。
必要な長さのビスが指定できます。

ただ出張封印の場合は、現場に行って初めて必要な長さが分かることも。
予備を持っていなければ、ナンバーが取りけれられず封印もできません。
(販売店なら予備のビスがあると思いますが、一般の方はそうはいかないでしょう。)

そこで、出張封印をされる方は予備を一通り持っておくのがおすすめです。

まれに50mmのビスが必要などのパターンもありますが、さすがにそこまで準備しておくのは難しいですし、だいたいお客様が持っていますね。

ナットやワッシャーも用意しておく

なかには、薄い板状のステーにナンバーを取り付ける車もあります。
この場合、反対側からナットとワッシャーで留めなければなりません。

そのため、ナットとワッシャーのセットも予備で持っておくと良いでしょう。
私は念のためスプリングワッシャーも入れてあります。

M6のナットやワッシャーはホームセンターなどで購入できます。
安いものですし、ばら売りされていることもありますね。

念のため、封印台座(封かん)も用意

上記に加え、封印台座(封かん)も用意しておくといいと思います。
台座の予備を使うことはほとんどないと思いますが、万が一のときに役立つでしょう。

私の場合は以前、お客様がご自身でナンバーの取り付けをされた際、封印する箇所に台座をあてがい、防犯用の特殊ボルトを取り付けてしまったことがありました。

特殊ボルトはネジ頭が大きいため、台座の内部が変形。
封印が取り付けられない状態となってしまいました。
(特殊ボルトを使う場合も、封印の位置だけは通常のビスを取り付けなければなりません。)

その時は、台座の予備があったのですぐに交換できました。

まとめ

いろいろな長さのビスや部品をストックしておくと、安心して出張封印ができます。
特によく使うのは10mmや20mmのビスです。

さまざまなパターンに対応できるよう、良い備えをしておきたいですね。

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