2024年10月5日「出張封印 工具まとめ」に『ビットラチェットハンドル』を加筆・更新しました

ナンバープレート用ボルトの材質・形状は都道府県により異なる

ナンバー用ビスの材質

陸運局でもらえるナンバー用ボルト(ビス)は、県ごとに違います。
M6の六角ボルトでプラスドライバーで回せることは共通ですが、素材や形や違うのが興味深いですね。
今回は、そんなビス事情を少し考察してみます。

静岡県はステンレス製のビスを採用

静岡県の場合は素材がステンレスです。
錆びにくいのが嬉しいですね。
(トップ画像では、ビス入れの下側に写っています)

ドライバー用の溝はプラスドライバー(No.3)専用で、マイナスドライバーでは回すことができません。

この点、県によっては十字の一方が端まで切られており、マイナスドライバーでも付け外し可能。
この方が便利かもしれません。
(トップ画像では、ビス入れの上側に写っています)

ビスの頭の形もさまざまで、静岡県のものは角が取れた丸みのあるデザイン。
他県では角ばった形状のものもあります。

鉄製のビスを嫌うお客様もいる

出張封印に伺うと、中には「鉄製のビスは使わないでほしい」というお客様も。
やはり錆びやすいからだそうですが、そこまでこだわっておられるのだなと感心しますね。

そのようなお客様はステンレス製のビスを自身で用意しておられることが多いのですが、私も念のため予備のビスは用意しています。

できれば全国共通にしていただけると…

出張封印の場面では、材質だけでなく長さの関係で送られてきたビスが使えないことも。
そうなるとやはり手持ちの予備(静岡県のビス)を使うことになります。

同じ種類のビスなら予備を使うのは一部で済むこともありますが、実際は県ごとに違うので、全てを予備ビスで置き換えることに。
(前と後ろでビスの種類が違うのも気持ち悪いので)
結果として、使えなかった他県のビスは手元に溜まっていく一方です。

できれば全国共通のビスにしていただけると助かるのですが、なかなかそういうわけにもいかないんでしょうね。

仕方がないので、各県のビスを並べて違いを楽しむことにします。


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