車庫証明申請では、保管場所に車両を確実に収容できることが重要です。
少しでもサイズが足りなければ申請は不許可となってしまいます。
保管場所の広さが微妙であれば、申請前に計測しておく必要があるでしょう。
また、配置図には出入口の寸法や道路幅も記入する必要があり、こちらも計測が必要です。
計測するツールはコンベックス、巻き尺、レーザー距離計などがありますが、ウォーキングメジャー(ロードメジャー)があると便利。
持って歩くだけで測れるので、一人作業でも問題ありません。
おすすめは手元にカウンターがあるウォーキングメジャー
ウォーキングメジャーは各社から販売されていますが、私がおすすめするのは手元にカウンターがあるもの。
車輪近くにカウンターがあるものも多いですが、立っている目線の高さからは確認しづらく、やや効率が落ちると思います。
私が使用しているのはこの商品。
信頼できる測定器具メーカーのシンワ測定のものです。
最長1万メートルまで、10cm単位で測ることができます。
より車輪が大きく安定した測定ができる『E20-S』もありますが、車庫証明ならこちらで十分かと思います。
カウンターが手元にあるため、目視が容易。
リセットボタンも手元にあり、繰り返しの測定が楽に行なえます。
車庫証明の配置図作成では(上述のとおり)測定箇所が複数あり、作業のしやすさは重要になるでしょう。
そのほか、専用ケースが付いているのも嬉しいところです。
ウォーキングメジャーが使いにくい場所
車庫証明の計測に便利なウォーキングメジャーですが、どんな状況でも使えるわけではありません。
たとえば地面がデコボコしている場所。
車輪の動きで距離を測るため、正確な数値が得られません。
この場合はコンベックスやレーザー距離計を使った方が良いでしょう。
また当然のこととして、敷地内に入れない状況であればウォーキングメジャーは使えません。
そして地面がぬかるんで泥のようになっている場合は、、、できれば使いたくありません。
そのため車庫証明の計測には、各種測定器具を用意しておく必要があるでしょう。
まとめ
車庫証明の計測では、ウォーキングメジャーが活躍することが多いです。
微妙なサイズの場合、障害物をどかしながら何度も測ることもあり、作業しやすい商品があると助かります。
行政書士で他人の敷地を計測する場合は特に、スマートに素早く計測できるウォーキングメジャーは有用なツールとなるでしょう。