申請書類や各種伝票には、複写式になっているものがありますね。
他の書類は通常のプリンタで印刷できても、複写式のものはそうはいきません。
私は行政書士として自動車手続きを頻繁に行ないますが、自動車税の申告書は複写式です。
これまでは地道に手書きで作っていましたが、これがなかなか大変。
記入項目が多く、作成には時間がかかります。
そこで導入したのがドットインパクトプリンター。
書類作成が一気に楽になりました。
エプソンのドットインパクトプリンターを購入
ドットインパクトプリンターとは、インクリボンにピンを打ち付けて印刷するタイプのプリンター。
複写式の書類に印刷ができるのが最大の特徴です。
給紙方法によって水平式とラウンド式に分かれ、紙が水平に移動する水平式の方が複写枚数が多い傾向にあるようです。
また機種により印刷できる用紙サイズが異なります。
私は主に自動車税の申告書を印刷したく、サイズは基本的にA4。
ただし用紙内の縁の近くまで印字する必要があるため、余裕をもってA3まで印刷できるものを選ぶことにしました。
購入したのはこちら。
エプソンのVP-F4400という機種です。
(実際にはLANケーブルでネットワーク接続ができるVP-F4400Nを購入したのですが、私はUSB接続で使うので上記機種で十分でした)
複写式は最大9枚までOK。印刷スピードの速さも魅力です。
なおこの機種は横幅が63cm、重量は約19kgと、なかなかの大物。
一般的なプリンターより広いスペースを確保する必要がありますね。
複写式書類のみならず、さまざまな書類作成が楽に
このプリンターを使って自動車の登録書類を作成するにあたっては、専用のソフトを導入しました。
ソフト内には各種様式の印字位置を調整する機能も付いており、様式ごとに細かい調整が可能です。
位置の調整さえ済んでいれば、あとは情報を入力して印刷するのみ。
複写式の税申告書があっという間に完成します。
ドットインパクトプリンターは位置合わせが得意なので、複写式でない様式もこのプリンターを使うようになりました。
決められた枠にピッタリ文字が収まるのはとても気持ちの良いものです。
一点、使ってみて気付いたことは、普通のプリンターと比べて音がうるさいです。
ピンを打ち付ける高い音がけたたましく響きます。
(構造上、仕方のないことですが)
まとめ
複写式の書類を作成する方にとっては、ドットインパクトプリンターは頼もしい助っ人となるでしょう。
宅配便の伝票なども印刷できるので、簡単に位置合わせができるソフトを導入してみたいと思っています。
ちょっと高い買い物ではありますが、私にとってはもはや手放せない一台です。