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ScanSnap iX100をレビュー。1年間使って分かったメリットとデメリット

ScanSnap iX100

行政書士の業務では出先で書類をスキャンしたいことも多く、富士通のScanSnap iX100を導入。
使い始めて1年ほどが経つので、良かったところ、イマイチだったところをレビューしたいと思います。

ScanSnap iX100とは

富士通 ScanSnap iX100は、A4サイズまでスキャン可能なモバイルスキャナ。
USBバスパワーのほか、内蔵バッテリーでも駆動し、Wi-Fi接続が可能なため、出先での使用に便利です。

スマホとWi-Fiで繋ぎ、専用のアプリを使えば、他の機器がなくても完結。
データファイルの種類選択(PDF、jpeg)、解像度、カラー・モノクロ、保存後の編集もできてしまいます。

スキャン後は、スマホからメール添付するも良し、インターネットファックスを使ってFAX送信するも良し。
わずか400グラムと軽く、外回りが多い私にとっては手放せない存在です。

ScanSnap iX100の良かったところ

私は自動車登録を専門とする行政書士のため、登録後の車検証などを出先でスキャンするのに重宝。
事務所内でもこの本製品を使用する機会は多く、お客様から届いた書類をスキャンするのにも役立っています。
使いやすいと感じる点は以下のとおりです。

クラウド保存の設定ができる

一度設定しておけば、スキャンした画像を自動的にクラウドに保存できます。
設定したWi-Fi環境下であれば、他の機器を介することなく本機でスキャンするだけでOKなのが助かります。

本製品とスマホだけで完結する

スマホに専用アプリを入れておけば、出先でパソコンを開く必要はありません。
本機から飛ばしたWi-Fiでスマホと接続し、スキャンが可能です。

アプリでは、カラーモードや画質、裏写り軽減などの機能が設定できます。
また、スキャン後に画像の向きやファイル名を変更することもでき、便利です。

必要十分な画質

画質レベルは設定で変えられますが、それほど高い画質にしなくても十分に使えます。
濃度設定や裏写り軽減機能もあるため、車検証などの背景のある書類もきれいにスキャン可能です。

文字の読み取り機能が優秀

本機は書類上の文字を読み取り、自動でファイル名を付けたり、画像の向きを判断してくれます。
これがなかなか優秀で、ほとんど間違いがないので助かっています。

ちなみに、小さめの書類を斜めにスキャンしても、ちゃんとまっすぐにして保存してくれます。

USBで充電できる

充電はマイクロUSB端子から。
出先で電池が無くなりそうになっても、車内で気軽に充電できます。
モバイルバッテリーからも充電でき、安心です。

ScanSnap iX100のイマイチだったところ

モバイル機器に多くを求めてはいけないのですが、1年間使ってみてイマイチだったところは以下のとおりです。

本体やメモリーカードへの保存はできない

本機は本体やメモリーカードへの保存機能はありません。
SDカードなどが使えるともっと便利だと思います。

スマホとのWi-Fi連携がスムーズでない

出先でスマホと連携させる際、Wi-Fi接続がなかなかうまくいかないことがあります。
もしかしたら私のスマホの方に原因があるのかもしれませんが、もっとスムーズにつながると助かります。

まっすぐ入れるのが難しい

最大サイズとなるA4用紙をスキャンする際、まっすぐ入れないと途中で折れ曲がってしまうことに。
車検証などの重要書類をスキャンする際は緊張します。
まぁモバイル機器なので、まっすぐ入れるためのガイドがないのは仕方ないですが。

まとめ

ScanSnap iX100は、欠点も多少ありますが、かなり優秀なスキャナといえるでしょう。
出先で書類をより取り扱う方には、きっと心強い相棒となってくれるはずです。

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