2024年2月12日「出張封印 工具まとめ」に『ラチェットドライバー(ANEX)』を追加・更新しました

封印の台座(封かん)の内径には地域差あり。作業への影響は?

ナンバープレートの封印は、台座(封かん)とセットになっています。
取り付ける際はまず台座を間に入れてナンバーボルトを締め付け、最後に施封。
台座の内側にはいくつかの爪があり、その爪で封印が固定される仕組みです。

この台座はナンバープレートを受け取る際にもらえますが、地域によって形状が少しずつ異なります。
実務に影響があるのは内径サイズの違い。
そろえる工具の選び方にもかかわるので、少し考察してみます。

台座の内径―地域によるサイズの違い

次の画像は、いくつかの地域の封印台座を並べたものです。

封かんの内径

爪の枚数が違うのも面白いのですが、注目したいのは爪の内側のサイズ。
付せんに記されているとおり、13.7mm、13.2mm、12.6mmとまちまちです。

内径サイズは、ソケットレンチを使う際に影響あり

一般的に台座を付け外しするときにはプラスドライバーを使用します。
この場合は台座の内径サイズが問題になることはありません。

しかしドライバーでボルトが緩められない状況ではどうでしょうか。
ボルトが錆びて固着していたり、ネジ頭がなめてドライバーが空回りしてしまうようなときです。
この場合、ソケットレンチを使ってボルトを外したいところですね。

ここで関係するのが台座の内径サイズです。
ソケットレンチを使うには、ソケットが台座の爪の内側に入らなくてはなりません。
ソケットの外径が台座の内径より大きければ、ボルトにアクセスできず緩められないわけです。

ナンバーボルトは大抵10mmのソケットで外せますが、同じ10mmのソケットでも商品により外径はさまざま。
14mm以上のものも多いです。

もしソケットが大きくて台座に入らない場合は、台座そのものを破壊し、ボルトにアクセスするしかなくなってしまいます。

ソケットは外径の小さなものが安心

ここまで見てきたとおり、封印台座は内径が小さめのものも多いため、ソケットもなるべく外径の小さなものが有利です。

私が好んで使っているのはKo-kenの『Z-eal』というシリーズ。
10mmソケットの外径は13.5mmという肉薄仕様ですが、強度もしっかり保たれています。

他のメーカーでも薄肉ソケットがいくつか販売されているようです。

まとめ

ナンバー交換の作業では、ボルトの固着などによりソケットレンチを使うことがあります。
封印台座の内径は小さいこともあるため、ソケットはなるべく外径の小さなものを用意しておきたいところです。

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