ナンバープレート交換のトラブルの1つは、ナンバーフレームが外れないこと。
長期間使用されているものになると、フレームの経年変化のためか固着気味に。
手でいくら引っ張っても取れないことがあります。
そんな時の対処法を検討してみます。
プライヤーで引っ張る→大変過ぎ
まず試してみたのは、プライヤー(ペンチ)でつかんで引っ張る方法。
指で引くよりは強い力がかけられそうです。
しかしこの方法、ただ力が強くなっただけで力の掛け方自体は変わっていないため、あまり効果的ではありませんでした。
結局一人で外すことはできず、他の人にフレームを持っていてもらい、こちらからプライヤーでナンバーを引っ張るという荒業に。
最終的には何とか外れましたが、疲れる上に危険です。
マイナスドライバーでこじる→傷が付く
次にやってみたのは、マイナスドライバーを差し込んでこじる方法。
フレームとナンバーのすき間にドライバーを差し入れて回すことにより、ナンバーを押し出そうというわけです。
この方法は力のかかり方が変わるため、ただ引っ張るよりも効果的でした。
ドライバーでこじることですき間が広がり、ナンバーを引き出しやすくなったのです。
しかしマイナスドライバーは先端の幅が小さいので、十分にすき間を広げることはできません。
また、先端が尖っているため、対象物に傷が付きやすいと思いました。
クリップリムーバーでこじる→効率良し◎
結局たどり着いたのは、クリップリムーバーを差し込んでこじる方法。
マイナスドライバーのときとやり方は同じですが、使う工具を変えました。
本来は内装のクリップを外すための工具ですが、これをこじる道具として使います。
マイナスドライバーよりも先端の幅が広く、丸みを帯びているため、効果的にすき間を開けることに成功。
傷もそれほど付けずにナンバーを引き出すことができました。
まとめ
固着気味のナンバーフレームからナンバーを取り出す方法。
現状ではクリップリムーバーを使った方法がベストだと考えています。
もちろん経年変化以外に、両面テープの固定が原因で取り出しにくいこともあるので、状況に応じた対応が必要です。
全てを手でやろうとすると苦労するので、使いやすいツールを準備しておきたいですね。