2024年10月5日「出張封印 工具まとめ」に『ビットラチェットハンドル』を加筆・更新しました

針なしステープラー『ハリナックスプレス』のメリット・デメリット

ハリナックスプレス

仕事をしていると書類をホチキスで閉じる機会が多いのですが、針なしで使えるホチキスがいい場面もありますね。

今回はコクヨの『ハリナックスプレス』を買ってみましたので、使い心地をレビューします。

ハリナックスプレスは圧着式ホチキス

今回購入したのはコクヨの針なしステープラー『ハリナックスプレス』。

強い力で用紙に圧力をかけて、用紙を凸凹の形で密着させるタイプです。

とじ枚数はコピー用紙約5枚
それほど多くの紙を閉じることはできませんが、ちょっとした書類をまとめておくのに便利です。

ハリナックスプレスのメリット

この商品を使ってみて、以下のメリットを感じました。

  • (当然ですが)針を消費しない
  • ホチキス対応でないシュレッダーにも入れられる
  • 大きめの穴があく針なしホチキスと比べて、とじた部分が目立たない
  • 針のホチキスでとじたときのような厚みが出ない
  • ホチキスリムーバーを使わなくてもばらせる

とくに私がいいと思ったのは最後の点。
一時的にとじたいけれど、あとでまたばらしたいときってありますよね。

そんなとき、普通のホチキスでとじたものはリムーバーを使わないとばらせません。
(指で外すこともできますが面倒です)

その点このアイテムは、細かい凹凸で圧着しているだけなので、ある程度の力で引っ張ればばらすことが可能。
(ペンの後ろなど丸いものでこするときれいにばらせるそうですが面倒です)

たとえば、あとで他の人に開けてもらう封筒など、簡易的にとじたい場面で重宝しています。

ハリナックスプレスのデメリット

この商品を使ってみて、以下のデメリットを感じました。

  • とじられる枚数が少ない
  • 普通のホチキスよりも力が要る
  • 縁から近い位置でしかとじられない

とくに大きなデメリットになるのが最後の点。
ハリナックスプレスでとじた書類をご覧ください。

ハリナックスプレス実例

赤丸の部分がハリナックスプレスでとじたところです。
縁のすぐ近くをとじていることが分かると思います。

普通のホチキスであれば縁から離れたところを留めることができますが、この商品は構造上それが不可能。
そのため、縁がしっかりそろっていないととじることできません。

封筒をとじる場合は、本来の線よりも深いところで蓋(フラップ)を折らないとうまくいかないことがあります。

まとめ

ハリナックスプレスは、用途を限定すればかなり便利なアイテムだと思いました。

私の場合は、種類ごとまとめておきたい領収証などの小さな書類や、あとで他の人にばらしてもらう書類を簡易的にとじるのに使用しています。

とじ枚数や圧着箇所が気にならない方にはおすすめの商品です。

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