事前に番号を指定する「希望番号」に対し、登録時に割り振られるナンバーは「一般払出し番号」と呼ばれます。
この番号、一体どんな順序で払い出されるのでしょうか?
自家用普通乗用車(3ナンバー)を例に見ていきましょう。
(他の種類のナンバーも、原則として同様の払い出し順となります)
ナンバーの払い出し順ルール
一般払出し番号は、原則として以下の順番で払い出されることになっています。
- 一連指定番号が小さい数字から順番に払い出される
- 一連指定番号が最後まで終わると、ひらがなが次に進む
- ひらがなが最後のまで終わると、分類番号が次に進む
1つずつ、詳しく見てみます。
まず一連指定番号が進む
一連指定番号とは、ナンバープレートの4桁の数字のこと。
「・・・1」から「9999」まで小さい順に払い出されます。
ただし、抽選対象希望番号は飛ばされるため、「・・・1」「・・・7」「8888」などの数字が払い出されることはありません。
また、下2桁が「42」「49」となる数字も飛ばされることになっています。
次にひらがなが進む
一連指定番号が「9999」まで来ると、ひらがなが次の文字に進み、また「・・・1」からスタートします。
(上述の通り、「・・・1」は飛ばされますが)
なお、自家用普通車に使用されるひらがなは「さ」から「ろ」まで。
「し」「へ」「れ」など、飛ばされるひらがなもあります。
最後に分類番号が進む
ひらがな、一連指定番号が最後まで来ると、分類番号が1つ進み、また1からスタートします。
3ナンバーの場合、分類番号は300から309までが使用され、全て枯渇した場合はアルファベットが混じることになっています。
※分類番号については地域によって例外あり。例えば「富士山」ナンバーは2県にまたがって払い出されますが、山梨側では300~302、静岡側では303~309が使用されることになっています。
ナンバーを見れば、登録された時期が分かる?!
このように、一連指定番号の払い出しは順序を守って行われています。
したがって、ナンバーを見ればいつごろ払い出されたものなのかが分かります。
(過去の陸運局の払い出し状況を知っていればですが)
まぁ、払い出し時期が分かっても特に意味はないと思いますが、いろいろと想像してみるのも楽しいかもしれません(?)