2024年10月5日「出張封印 工具まとめ」に『ビットラチェットハンドル』を加筆・更新しました

出張封印 工具まとめ ~各工具の特徴と使い方~(2024.10.5更新)

出張封印 工具まとめ ~各工具の特徴と使い方~

出張封印(ナンバー交換)の作業では、状況によりさまざまな工具を使用します。
ドライバー1本で済むこともありますが、業務として取り組むならイレギュラーな状況にも対応できるよう備えをしておきたいですね。

私は車の手続きをメインとする行政書士で、出張封印も主力業務の1つです。
使用工具についても検討を重ね、さまざまなアイテムを購入。
よりスムーズな作業ができるようアップデートを重ねてきました。

この記事では、これまで私が試してきた工具を網羅的に紹介し、その使用方法メリット・デメリットをまとめたいと思います。

目次 非表示

この記事について

記事の構成は以下のとおりです。

  1. 出張封印バッグに入れているレギュラー工具
  2. 車内に置いてある工具(イレギュラー対応用)
  3. 事務所に置いてある工具(困難が予想される時だけ持ち出すもの)
  4. 物置に置いてある工具(過去に使っていたものなど当面使わない工具)
  5. 【番外編】初心者・ライトユーザーにおすすめの工具リスト

このように、使用頻度の高いものから低いものまで、私の使用スタイルに基づいて紹介していく形をとっています。
各アイテムについては、特徴やレビューだけでなく、効果的に使うコツを紹介。
どんなシチュエーションで使うものなのかをお伝えします。
なお、工具のアップデートは今後も行なっていくため、記事は随時更新していく予定です。

この記事は途中から有料となりますが、出張封印を始められる方はもちろん、より良い工具をお探しの方にも役立てていただければ幸いです。

※記事の更新・追記を行なった場合も追加料金なしでご覧いただけます
※一部工具は別記事でも紹介していますが、当記事では補足情報を追加しています

当記事について

2024年8月現在、当記事は「4.物置に置いてある工具」までの執筆がほぼ完了しています。
今後は「5.初心者・ライトユーザーにおすすめの工具リスト」をさらに充実させ、新たに工具の追加や配置転換を行なった場合にも更新していく予定です。

(一度ご購入いただければ、今後更新していく内容も全てご覧いただけます。)

また、当記事でご紹介した工具の商品リンクのみをまとめた別記事を用意。
こちらは全て無料でご覧いただけますのでご活用ください。

出張封印工具 商品リンク一覧出張封印工具 商品リンク一覧

なお、当記事の価格は更新状況に応じて変動します。
また、通常よりも安く購読できるキャンペーンを実施することがあります。(年末年始を予定)

1. 出張封印バッグに入れているレギュラー工具

まずは出張封印の際に持ち出す工具ケース(以下、出張封印バッグ)に常備している工具から。
使用頻度が比較的高く、最低限手元に置いておきたいアイテムです。

プラスドライバー(KTC)

メインとなるドライバー。
こちらはシャンクの差替えができるドライバーですが、私はプラス3番専用として使用しています。

プラス3番のドライバーは各社が出していますが、私が気に入ったのはそのサイズ。
一般的にプラス3番のドライバーは26cm以上の長い物が多い中、この商品は21cmほどと短めです。
この長さであれば扱いやすく収納にも困りません。

実際のところ、使える場面では電動ドライバーを使うことも多いのですが、このような普通のドライバーも必要です。
1つの理由はお客様への貸し出し用途
出張封印に伺うと、販売店のスタッフさんがナンバーを取り付けてくださることがあります。
その際は「ドライバーを貸してください」といわれることが多いのですが、電動ドライバーには慣れていない方も多いです。
そのため一般的なドライバーを1本入れておくと良いと思います。

この商品は回し心地が良く、万が一のためのボルスターが付いているのも心強いです。
(ボルスター:ドライバーの付け根にある六角軸で、より強い力で回したい時にスパナなどを掛けて使用する)

先述のとおり差替え式となっており、プラス2番やマイナスドライバーとしても使用できます。

古川
古川

とても軽く回しやすいドライバーなので気に入っています。

電動ドライバー

電動で回るドライバー。
作業が格段に早く楽に行えます。

電動工具は扱いに注意が必要ですが、この機種はパワーや操作感がちょうどよく、失敗リスクは低いと思います。
他の競合機種と比べてパワーが弱く、スムーズに回らないと止まってしまうのですが、そのくらいの方がナンバー取付けにはいいですね。
あまりパワーが強いとネジ山を潰したり、回し過ぎてナンバーに傷を付けてしまうリスクもあるからです。

このアイテムが便利なのは、普通のドライバーとしても使えるところ。
スムーズな部分は電動で素早く行い、緩め始めや締め終わりは確実に手で行なうことができます。

ただしあまりに強い力をかけると機械部分が壊れてしまうので、その恐れがある場合は別のツールを使うのがいいですね。

この商品はビット交換式となっており、私は以下のビットを使用しています。

ほかのビットに差し替えることで、用途の幅を広げることもできますね。

電動ドライバーを使ったナンバー交換については、以下の記事もご参照ください。

電動ドライバー電動ドライバーはナンバー交換に使える?ベッセルとパナソニックを比較
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